「夏本番!足を速くするための暑い季節にしてはいけない事」
こんにちは!コーチの藤田です!
暑い季節が近づいてくると、暖かくなり日々のトレーニングにも気合いが入りますよね。
「この夏でライバルに差をつけて、一気に足を速くしたい!」
そう意気込んで練習に励むのは素晴らしいことです。しかし、夏のトレーニングには特有の落とし穴があります。実は、がむしゃらに走るだけでは、速くなるどころか逆にパフォーマンスを落としてしまうことがあります。
今回は、暑い季節に足を速くする上で「絶対にやってはいけないこと」を2つに絞って詳しく解説します!
「喉が渇いてから」の水分補給💧
夏場のトレーニングで最も恐ろしいのは、脱水や熱中症によるパフォーマンスの低下です。人間の体は、わずか2%の水分を失うだけで、運動能力が大きく低下すると言われています。
ここでやりがちなのが、「喉が渇いたと感じたら水分を摂る」という行動です。
実は、脳が「喉が渇いた」と感じる時点ですでに軽い脱水が始まっています。筋肉への血流が滞り始め、足に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなっているのです。
この状態でいくらダッシュを繰り返しても、質の高いフォームは維持できませんし、疲れが溜まる一方です。
どう対策すべき?🤔
① 「時間」で区切って義務的に飲む
→喉の渇きを信じるのではなく、「15分おきに2口飲む」といったルールを決めてください。
②真水だけではNG
→大量の汗をかくと、水分と一緒に塩分(ナトリウム)も失われます。真水ばかりを大量に飲むと、足がつる原因になります。必ずスポーツドリンクや、塩分タブレットを併用しましょう。
涼しい時間帯だからと「ウォーミングアップ」を省く
日中を避けて、早朝や日が落ちた夜間に練習時間をずらす人は多いと思います。これは大正解なのですが、ここにも罠があります。
「外が十分暑いから」「夜でもムシムシして体が温まっている気がするから」という理由で、ウォーミングアップ(準備運動)を少なくしていませんか?
気温が高いと、確かに体の表面はすぐに温まりますが、関節の可動域や、ダッシュの瞬発力を生み出す中の筋肉(インナーマッスルなど)までが完全にほぐれているわけではありません。
この「温まっている錯覚」のままいきなり全力のダッシュを始めると、筋肉が急激な引き延ばしに耐えられず、肉離れなどの大きな怪我に繋がります。
怪我をして数週間を棒に振ってしまうと、足を速くするどころの話ではなくなってしまいます。
✍️どう対策すべき?
動的ストレッチを徹底する
→その場でじっと伸ばす静的なストレッチではなく、もも上げや股関節を大きく回すような「動きを伴うストレッチ」を取り入れましょう。
②短いダッシュ(流し)で心拍数を上げる
→涼しい時間帯であっても、本番のメニューに入る前に、7割〜8割の力での短いダッシュを2〜3本行い、心臓と筋肉に「これから速い動きをするぞ」と刺激を入れてみましょう。
■まとめ
夏に足を速くするための秘訣は、「いかに質の高い練習を継続できるか」に尽きます。
喉が渇く前に水分を摂り、暑さに油断せず丁寧な準備運動を行う。一見地味ですが、この2つを徹底することこそが、秋の大会や測定で自己ベストを叩き出す一番の近道です。
自分の身体を賢くコントロールして、最高の夏にしていきましょう!

