スパイクの選び方〜三木コーチ編〜

先週はコーチの専門種目を紹介しました。専門種目に引き続いて今週は「スパイクの選び方」について紹介しようと思います‼️

 さっそくですが、スパイクを選ぶときには何を基準に選んだら良いのでしょうか?それは自分の専門とする種目によって大きく異なります。

 三木コーチの専門種目は400mハードルです。400mハードルを選んだ理由については先週の記事をご覧ください!

 400mハードルが専門の三木コーチがスパイクを選ぶときに基準にしているのは、「プレートの硬さ」でした。プレートというのはスパイクの底のピンが付いている部分です。このプレートが硬ければ硬いほど地面から得られる反発が大きくなり、柔らかいほど反発は小さくなります。100mのタイムが速い選手ほど、地面を押す力が強いため、硬く反発の強いプレートが入ったスパイクを使用する傾向にあります。

 三木コーチはこのプレートが「柔らかい」スパイクが好きでした。なぜかというと、反発の大きいプレートの硬いスパイクで走ると、スピードは出せますがその分大きな力を使うため、400m走ると足が疲れてしまうからです。そこで使っていたのがアシックスの「spブレード」というスパイクでした。100m〜400m、ハードル種目向けに作られており、プレートは手で少し曲げられるくらいの柔らかさだったので、少し長めの距離を走ってハードルも跳んでも最後に疲れて走れないということがありませんでした!400mハードルにとても向いているスパイクだと思います!

 プレートの硬さは実際にスパイクを売っている店舗に行って確認していました!サイズもメーカーやスパイクの種類によって変わることがあるため、店舗に出向いて触ったり、履いたりすることが大切です!

 話は少し変わりますが、最近では「厚底」のスパイクが多くなってきています。また、厚底のスパイクを使用することによって記録を伸ばしている選手もいます。僕自身厚底のスパイクは今まで履いてきませんでしたが、最近厚底のスパイクを買ってみました!「アディゼロ アンビション」というアディダスのスパイクを使い始めたのですが、実際に使ってみると、厚底のクッションのおかげで地面からの反発がもらいやすく、ハードル間を楽に走れるようになりました!

 これからも可能な限りいろいろなスパイクを履いて、どのようなスパイクが、400mハードルに向いているのか、研究していこうと思っています!


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